プロセス制御工学
工学部シラバス : [F] 工業化学科 > 70480 プロセス制御工学
試験問題,宿題と試験の採点結果
- 2010年度資料 (期末試験問題)
- 2009年度資料 (期末試験問題)
- 2008年度資料 (期末試験問題)
- 2007年度資料 (期末試験問題 , 期末試験問題+コメント)
- 2006年度資料 (期末試験問題)
- 2005年度資料 (期末試験問題)
- 2004年度資料 (期末試験問題)
- 2003年度資料 (期末試験問題)
- 2002年度資料 (期末試験問題)
- 2001年度資料 (期末試験問題)
- 2000年度資料 (期末試験問題)
「プロセス制御工学」テキスト準拠の講義用スライド
講義で利用しているスライド(Powerpoint)です.自由に活用して下さい.
- 第1章 プロセス制御の概要
[ pptx , pdf ] - 第2章 プロセスモデル
[ pptx , pdf ] - 第3章 伝達関数と過渡応答
[ pptx , pdf ] - 第5章 制御系の特性
[ pptx , pdf ] - 第6章 PID制御
[ pptx , pdf ] - 第7章 多変数プロセスの制御
[ pptx , pdf ]
演習用資料(MATLAB/Simulink)
- MATLABを利用した制御系設計 - 基礎編 (2005年5月改訂)
(Simulinkファイル) - MATLABを利用した制御系設計 - 応用編 (2003年7月改訂)
- MATLABを利用した制御系設計 - 発展編
(必要なファイル [ZIP 66KB])
講義の進め方
プロセス制御工学(3年前期配当)の進め方と成績評価方法について説明する.
1.講義の目的
いわゆるプロセス産業においてプラントの運転に責任のある立場になったときに,プロセス制御の観点から最低限必要とされる知識を身に付ける.より具体的には,対象プロセスが与えられたときに,適切な制御系(特にPID制御系)を設計できるようになること,および制御系の特性を解析できるようになることを目標とし,そのために必要な知識を習得する.
このため,断片的な知識の寄せ集めのような講義はしないし,断片的な知識を身に付けることを要求することもしない.適切な制御系を設計するためには,制御対象の特性を良く理解する必要がある.したがって,現象をモデル化し,その特徴を把握する能力は必要不可欠である.コントローラの設計方法だけを習得してもダメなのである.このような考えに基づいて,試験問題もできるだけ実践的な内容にしている.
2.テキスト
テキストとして,「プロセス制御工学」(橋本,長谷部,加納(著),朝倉書店,2002)を用いる.講義はテキストに準拠して行われるため,必ず用意しておくこと.
3.宿題
各回の講義終了時に宿題を課す.レポート用紙(A4紙に限る)に解答を記述し,学生番号,氏名,提出日を必ず記入の上,次回講義開始前に教壇上へ提出すること.解答は厳しく採点する.例えば,計算問題であれば,最終的な解のみを記述していれば0点とする.解を求める手順が丁寧に記述されていなければならない.また,記述式の問題であれば,正しい日本語で論理的に文章が書かれていなければならない.誤字脱字は減点の対象であり,読むに耐えない文章は採点の対象ともしない.採点した解答用紙は,原則として次回講義時に返却する.
4.成績評価
上記宿題および中間テストを40点満点に,期末試験を60点満点に換算して,その合計得点を最終成績とする.ただし,その他の要因(受講態度など)を成績に反映させる可能性は排除しない.希望があれば,期末試験のみで成績評価を行う.最終成績が60点以上である場合にのみ合格とする.
5.情報公開
宿題の採点結果などをWEB上で公開する.過去の期末試験問題や講義で使用するスライドも公開している.事前にスライドを印刷して講義に持参するなど各自で活用すること.
また,講義やその他(何でも良い)に関して質問や相談があれば,電子メールで加納まで連絡すること.怖がる必要も遠慮する必要もない.通常は桂キャンパスにいる(実際には桂キャンパスにもいないことが多いが)ため,講義直後に捕まえるのが確実だろう.
6.演習
メディアセンター工学部サテライト教室にて,MATLAB/SIMULINKを用いた演習を実施する.4月末までに,メディアセンターの端末を利用できること(ECS-IDとパスワード)を確認しておくこと.
※ 注意事項
上記内容は2011年4月12日時点での方針であり,今後予告なく変更することもあり得る.